手足だけでできるリズム練習方法を紹介します。電車の中や待ち時間などに。
どのパターンも左右入れ替えたものもやりましょう。
初級
右で4分、左で2拍3連を叩く
右で2つ叩いている間に、左で3つ叩く。右で8分、左で3連でも同じになります。慣れてきたら2拍ごとや1拍ごとに左右入れ替えつつやってみましょう。
中級
右で8分、左で2拍3連を叩く
右で4つ叩いている間に、左で3つ叩く。いわゆる4拍3連というやつになります。
なので右で4分、左で4拍3連でも同じことです。
右で4分、左で付点8分を叩く
拍を見失わないよう注意!4拍子で3小節やると元に戻ってきますが、4小節単位で取りながら12小節で頭にもどるように練習すると小節感覚が養えます。
上級
右で8分、左で2拍5連を叩く
右で4つ叩いている間に、左で5つ叩く。5連符がはいってくるのでかなり難易度がアップします。5連符なんで演奏では使わない、と思うかもしれませんがリズムに対する感度を上げるには最適なので、ぜひチャレンジしましょう。
右で8分、左で2拍7連を叩く
右で4つ叩いている間に、左で7つ叩く。難しいですが上の5連ができていれば、難易度はそんなに変わらないので、できるのは時間の問題です。
右で4分、左で5拍フレーズ(8分+付点8分)を叩く
初級付点8分は3拍フレーズですが、これは難易度アップした5拍フレーズのパターン。4拍子で5小節やると元に戻ってきますが、4小節単位で取りながら20小節で頭にもどれれば合格。
右で4分、左で7拍フレーズ(8分+8分+付点8分)を叩く
さらに難易度アップした7拍フレーズのパターン。4拍子で7小節やると元に戻ってきますが、4小節単位で取りながら35小節で頭にもどれれば合格。
激ムズ
右足で4分、右手で付点8分、左手で5拍フレーズ(8分+付点8分)を叩く
足も入れていきます。これまでやったパターンの組み合わせ。最小単位は16分音符15個で頭に戻ります。小節を見失いわずに長く続けるのはかなり難しいので、4小節単位で取りながら、以下のようにステップアップしていくと良いでしょう。
1小節で繰り返し
まずは最小単位から。16分音符ひとつ分だけ余るので、そこは空白を入れ、頭に戻ります。
4小節で繰り返し
15拍で解決し、最後に1拍余るのでそこは空白を入れ、頭に戻る。
8小節で繰り返し
30拍で解決し、最後に2拍余るのでそこは空白を入れ、頭に戻る。
16小節で繰り返し
15小節で解決し、最後に1小節余るのでそこは空白を入れ、頭に戻る。
60小節で解決
最終目標。60小節、拍を見失わずできたらかなりの腕前です!